ごみ回収業務
適正化のための調査
現行のごみ収集・管理業務をデジタルツールで「可視化」し、
数値に基づいて業務の適正さを評価します。
今のごみ回収業務は、本当に適正ですか?
ごみ回収業務は地域ごとにやり方がまったく異なり、他所と適正さを比較することが困難です。市は委託コストを負い、業者はミスなく回収を終える使命があるため「適正さ」が求められますが、従来のごみ量調査は処分場へ搬入された総重量や車両の走行履歴をもとに分析されており、「どのステーションから」「いつ」「どれだけ」といった排出地点ベースの詳細分析が難しく、継続的な調査には人的コストも必要でした。
ごみ回収業務のDX化をご検討の方へ
市役所のお悩み
- 業者からの発注内容が本当に適正なのか分からない
- 走行距離や作業時間がもっと短縮できるのでは?
- 自分たちで調査するには限界がある
ごみ回収業者管理者のお悩み
- 従業員の業務実態が分からず、把握したい
- 決められたルートを走行しているのか?
- 回収忘れがないか、クレームにならないか心配
調査依頼をいただく際のよくあるケース
収集の実態把握が不足
どのルートをどのくらいの時間で走行しているか、ステーションごとの収集時間帯や収集量などの詳細データが蓄積されておらず、現状の実態が把握できていない。
現場での作業記録が煩雑
記録が紙ベースや担当者の経験頼みだと、正確な時刻・場所情報の把握が難しく、誤記やヒューマンエラーも発生しやすい。
業務改善点の抽出が困難
正確な記録が取れずデータが乏しいため、ルート最適化や人員配置の適正化を科学的に検討しにくい。
現行業務をデジタルツールで「可視化」する
市役所サイドの場合、委託しているすべての業者・収集車両で任意の期間、調査する必要があります。業者間で格差が発生しないようにするためにも重要なポイントです。収集ルート・収集時間・走行距離などを数値化し、業務の効率性や適正化の可否を分析します。
調査方法① 独自アプリによる記録管理
任意の期間、毎日サンプリングを行い、走行データを記録します。車両とウェアラブル端末を組み合わせて、収集実態を客観的なデータとして取得します。
用意するもの
車両に搭載:Androidのスマホ、もしくはタブレット
収集員が身につける:Google wearOS搭載のスマートウォッチや小型端末

01 ステーションの位置情報・写真の収集
車両に搭載したタブレットまたはスマートフォンで、ごみステーションを回収時に写真撮影。撮影と同時に位置情報(GPS)を取得し、ステーション情報を記録します。

02 ごみ収集記録の取得
タブレットタップ方式:回収のたびにアプリのステーション情報をタップして記録。機材コストを抑えられます。
スマートウォッチ自動取得方式:ステーション座標との距離が一定以内に入ると自動記録。業務の流れを妨げず正確に回収時間を把握できます(機材コストはやや高め)。

調査方法② ヒアリングによる調査(市役所様サイド)
現事業調査
既存の契約内容や委託先清掃会社とのやり取り、ご依頼者様の管理体制などをヒアリング・資料収集します。
市役所担当部門へのヒアリング
年間のごみ排出量・処理費用、当年度予算、計画方針の確認や、住民とのトラブル・クレーム内容や頻度を把握します。
必達業務策定
調査結果を踏まえ、改善策・目標数値(収集時間の削減率、待機時間の最適化など)を明確化します。
適正予算調査
人口・業務バランス・自治体予算から委託費・人件費を算出し、今後の人口推移や財政状況に応じた必要車両台数・導入コストを試算します。
本調査で期待される効果
可視化による業務の適正評価
走行ルート・回収時間・ステーションの状況がデータ化され、属人的な勘や経験値だけでなく数値に基づく評価が可能になります。
労働負荷の軽減
回収状況を自動的に把握できれば、記録にかかる労力やヒューマンエラーが減少します。
ルート最適化・コスト削減
非効率な走行経路を特定し、車両運行や人員配置を最適化。燃料費や残業コストの削減が期待できます。
予算活用の見直し
業務負荷や車両稼働状況を具体的に示すことで、適正予算の検討や拡充計画の検証が容易になります。